229:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 16:38:11.26 ID:fRM7kkD70
ここに来てそれは卑怯としか言えなかった。おかげで、せっかくセーブしていた感情があふれ出して、もう思いやりも何もかも捨て去り、ただただ己の快楽だけを追求するかのように、腰がひとりでに動き出す。
四葉の声色が、大きく変わるのが分かった。先ほどまでは控えめに喘いでいたのに、勢いづいてからは、声帯が暴れているみたいに、甘い叫び声をあげている。
そんなものを聞かされて我慢できるほど、人間が出来てはいなかった。
その結果、二人の肉体が一体化してしまうのではないかと危惧される勢いで、何度も何度も激しく体を打ち付ける。彼女からあふれた愛液がシーツを濡らすようになるレベルで、止まらずに体を合わせ続ける。
背中に食い込む爪の感触はいっそうリアルになって、それが唯一俺を現実につなぎ留める楔の役目を果たした。そうでもないと夢世界を飛び回っているみたいで、まるで現世を生きている実感がなかった。
230:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 16:38:44.07 ID:fRM7kkD70
一通りの反応が終わってから、いそいそと陰茎を抜き去る。そうすることによって堰が破られるみたいに俺が出したばかりの精液が漏れ出して、両者の体液が混じり合った淫靡な香りが充満した。
「……も、もう一回、いかがですか?」
「…………っ」
231:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 16:39:13.96 ID:fRM7kkD70
朝日が眩しい。結局一泊してしまって、朝帰りになっている。日中も動いたのに夜まで暴れたので疲労が思っていた以上に濃かったらしく、二人そろって熟睡してしまった。
「なあ四葉」
「なんでしょう上杉さん」
「お前、姉妹が朝帰りした時のこと危惧してたろ」
232:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 16:39:47.12 ID:fRM7kkD70
「……やっちゃいましたね」
「今気づいたのかよ……」
「後先を考えてなくて……」
俺も便乗したので好き勝手は言えない。だが結局、自分で自分の首を絞める結果になってしまったわけだ。ことごとく成長がない。本当にこれが知的生命体としての在り方なのだろうか。
233:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 16:40:22.36 ID:fRM7kkD70
「……で、上杉さん?」
「なに」
「結局のところ、誰を選ぶ予定ですか?」
「…………この状況で聞くかよ」
「私ですか?」
234:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 16:41:07.45 ID:fRM7kkD70
「……一日一回まででしたっけ?」
「圧」
「帰るまでに絶対どこかで使うので、気を抜いちゃダメですからね?」
「手厳しいなおい……」
235:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 16:42:40.79 ID:fRM7kkD70
おしまい。想定文字数15000で蓋を開ければ40000弱。誰か俺を止めてくれ。
236:名無しNIPPER[sage ]
2019/02/06(水) 17:31:55.08 ID:nR9tPFXj0
乙です
推しへの愛を抑えられないなら文量が増えるのは仕方ないと思うの
237:名無しNIPPER[sage]
2019/02/06(水) 18:04:19.74 ID:OD8LOgOro
おつやで
238:名無しNIPPER[sage]
2019/02/06(水) 18:15:00.24 ID:xH9W6ivh0
乙、(長くても)いいんやで
四葉は大天使やな
五つ子の中で一番思考が乙女な気がする
239:名無しNIPPER
2019/02/06(水) 19:12:34.26 ID:k4AzNVyY0
乙です。シリーズの作品毎回読むごとにその子が一番好きになっちゃう……四葉ちゃんかんわいい……
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