9: ◆OBrG.Nd2vU[sage]
2019/02/09(土) 19:31:41.28 ID:4CQv0rjX0
広い室内には、二人が寝ても十分すぎるほどサイズのベッド、大きめのソファーにお洒落な木製のテーブル、革張りのリクライニングシート、大型の液晶テレビ、その他に暖かみのある調度品の数々。
壁や床には傷や染み一つなく、隅々まで清掃が行き届いていて、清潔感に溢れています。
私が想像していたよりも遥かに綺麗で華やかです。
ラブホテルはいかがわしい場所で、もっとうらぶれた雰囲気のものだとイメージしていたので驚きでした。
キャリーケースなどの荷物を部屋の隅に置いて、上着をクローゼットに仕舞い―
プロデューサーさんが後ろから抱きついてきました。
彼の少し荒い息遣い感じて、心臓の鼓動が早まります。
お尻に硬いものが当たる感触。
待ちきれないんですよね。私もですよ。
私達はこれからセックスをします。
彼の方に向き直ろうとした、その時でした。
私の上着のポケットから着信音。
そういえば、実家に帰る途中だった。
案の定、何時に帰ってくるかという連絡。
私は電話をするかどうか逡巡して、結局LINEで仕事の都合で帰れない旨を送りました。
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