12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/02/12(火) 01:22:16.67 ID:kEcSo673O
春特有の浮かれたような、ざわついた雰囲気に当てられたのか日々は過ぎゆき、金曜はすぐにやってきました。
放課後になり、私なんかと仲良くしてくれるクラスメイトと話をしながら、Pさんを待ちます。
しばらくすると「もうすぐ着く」との連絡を受けたので彼女達と別れ、御手洗いで少し念入りに髪を整えてから、校門を出ました。
案の定Pさんはすぐ近くまで迎えに来ており、普段ルーズな癖に、こんな所だけは心配性なことに、じんわりと笑みが浮かんでしまいました。
下校中の生徒達が怪訝な顔でPさんを眺めて歩いています。
それに対して少しの気恥ずかしさと、宝物を自慢したい子供のような気持ちが混ざり合い、つい小走りでPさんの元へ向かいます。
「お、お待たせしました……」
「悪いな、こんな所まででしゃばってきて」
「いえ、助かるので…。い、行きましょうか」
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