18:名無しNIPPER[sage saga]
2019/04/03(水) 23:54:34.34 ID:DvK9a+dU0
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いざ透子と二人きりになってみると、自分でも意外だが、多少の緊張があった。
それもこれも父さんや永宮の一言のせいだ――というのは、さておき。
あまり長い間二人でいると、永宮が上がってくるかもしれない。
限られた時間の中で、うまく説明できるといいのだが……。
「透子は自分の才能についてどう考えている?」
「自分の才能?」
「能力と言い換えてもいい。君の幻覚の話」
手短に、かつ端的に――そんな俺の急いた気持ちを察してか、それとも単なる天然か、透子は言う。
「あの、外に出ない?」
……この子と話していると、ペースを狂わされてばかりだな。
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