25:名無しNIPPER[sage saga]
2019/04/04(木) 00:41:09.60 ID:dmglIwuH0
*
次の日の夕方、家の電話が鳴った。
「はい、沖倉です」
『あの! あ、えっと、深水ですけど、同じ学校の』
「ああ、俺だよ」
『あっ、沖倉くん、あのね――』
小さく息を吸い込んで、透子は言う。
『私、未来が見たいのっ!』
瞬間、麒麟館での《未来の欠片》が脳裏を過ぎる。
《――私も、未来が見たいの――》
透子もそうだったのだろう、はっと息を飲む音が、受話器を通して間近に聞こえた。
171Res/212.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20