79:名無しNIPPER[saga sage]
2019/04/09(火) 20:53:04.25 ID:W+HAaMa50
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昼食を終えてしばらくすると、家の電話が鳴った。
透子かもしれないと思い、父さんや母さんに先んじて受話器を取る。
果たして、電話回線の向こうにいたのは透子だった。
「あ……うん、俺。……いいよ。……じゃあ、あとで」
麒麟館で待ち合わせる約束をして、電話を切った。
特に急ぎの用事があるわけではないようだった。
ただ、ちょっと顔を見て、話したいから、会わないか、と。
他愛のないことだけれど、俺の心はにわかに弾んだ。
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