89:名無しNIPPER[saga sage]
2019/04/09(火) 21:56:03.20 ID:W+HAaMa50
「…………」
海を見つめながら、俺は透子を待った。
やがて、ざっ、ざっ、と足音が近づいてきて、俺の傍で止まる。
振り返ると、高山やなぎが立っていた。
……どうして高山がここにいる?
さすがに昨日の今日なので、平然としてはいられない。
高山のほうも顔つきが険しい。
「そっか。あんたも呼ばれてたんだ」
呼ばれていた? 待て、なんのことだ?
「透子は一緒じゃないの?」
「今、飲み物を買いに――」
「そう。じゃあ、いい機会だから今のうちに言っとく」
高山は、次に俺に会ったらそうすると心に決めていたように、断然と言った。
「ユキがかっこ悪くなったのはあんたのせい」
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