146: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/21(日) 23:53:56.69 ID:5cHyLcvM0
「住むのが一番の仕事、なんですか?」
聞いたこともない職務だが、理由は納得出来る
「言っちゃえばそうだね。ここら辺がちゃんとしてないと、船としても運航できないから。縁の下の力持ち、だったらいいんだけどね。ま、縁の下なんて入ったこと無いんだけどね」
「私の前の家は有りましたね、縁側」
「へえ、和風の家なのかい?」
「純和風でしたね。やってることに似合わず。それにしてもフリントさんの歌は初めて聴きましたけど、お上手ですね」
「そうだろうそうだろう。普通のバーだとジャズとかが流れてそうだが、ここで音楽を流さないのはこの声が皆の最大の精神安定剤だからさ」
「なるほど。そういえばここは学園艦のかなり深くと聞きましたが、エンジン音が余りしませんね」
「エンジンなら船の後ろ側だから逆側だぞ。あっち行くと煩いから落ち着いてなんかいられないよ。ま、最近の私たちなら何とかなるかもしれないけどね」
「たしかに。私は頭を外に出すようにしてますがまだマシですが、車輌によっては本当に耳に来ますからね。戦車道やってて聴力検査に引っかかる人、時々いますよ」
そんな会話をしながらも時は過ぎ、次のビールを空にした時、肉も食べ切った。そしてその肉汁をパンに絡め取る。見事に美味いんだなこれが
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