149: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/22(月) 00:18:33.78 ID:TbO/6U170
「また来てくれよ」
海風にさらされた帽子を抑えつつ、お銀さんははにかんだ
「ええ、是非またお邪魔します」
「カトラスもまたオリジナルカクテル作って待ってるってさ」
「今度は甘めの方が良いですね」
「ほう、甘いもん好きかい?」
「ええ、どちらかといえば」
「じゃ、そのように伝えとくわ。次の練習、楽しみにしてるよ」
彼女は手を振り、再び巨大な船の底へと帰っていく
どしりと来ている身体を流れる熱い血流は、私を散歩へ導いた。このままじゃ眠れるものも眠れない。
今日の店、また来よう。財布が軽くなったとはいえ、それ以上の効用がここにはある。
カバンにイヤホンは入れていたが、それをさす気はなかった。風の音と生活する音、それらをリズムに取り、黒と白以外の色をスパイスに歩を進める
赤信号で立ち止まっても、正面を通る車はない。すれ違う歩行者も見当たらない。だが部屋の明かりと街灯がコンクリートの地面をしっかり照らし出し、安全性に不安はない。
途中、最近ジョギングをしていて分かった階段から下に降りる。しかし船の底に戻る気はない
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