【ガルパン】 不死の感情
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193: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/08/08(木) 23:34:28.09 ID:C0jj+dcLO



「西住副隊長、こちらアヒル、ただいま626地点、敵影はありません」

「了解しました。そちらで一度待機してください」

「分かりました」

通信手の近藤が磯辺にみほの指示を伝え、近くの木の陰に停車した

「本隊と随分離れたな」

「そうですね、キャプテン」

磯辺はそのままキューポラから身を乗り出し、双眼鏡を構える。辺りの見晴らしは率直に言って良くない

「しかし西住副隊長はあのように仰ってましたが、あの話本当なんですよね?」

「まぁ確かに車内のコーティングは剥がされているようだが……」

「砲弾もいつもより重い気がします」

「そ、そういえば、私たちとウサギさんチームだけさっきの食事豪華だったよね」

「何でか西住副隊長に訊いたが、全く答えてくれなかったな。何なのだろうか。
それにしても、偵察といっても敵の動きが無くては何も……ん?」

「ねえ、何か音がしない?」

佐々木がハッチの外に目を向ける。磯辺が首を左右に振って見ると、右に敵戦車が数輌見える。距離も近い

「て……敵発見!右側面3時!砲塔旋回早く!早く!」

佐々木が汗を流しながら必死にハンドルを何周も回す。回し終わった佐々木の顔が照準器に戻り、その中央に捉える。
敵は側面を晒している。幸いまだ敵は我々に気づいていない

「撃てッ!」

磯辺の合図とともに照準を定めて引き金を引く。しかしその後に聞こえたのは、完全に弾かれたとしか言いようのない甲高い金属音だ

「弾かれたか!こ、後退用意。作戦通り敵を誘い込むぞ!」

河西がレバーを引き、後退しようとしていた




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