217: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/08/12(月) 00:11:28.11 ID:ekykUs+v0
私は近場の丸太に頭を寄りかからせていた。気道はしっかり確保されている。
白んだ空をキャンバスにして、記憶の中の視界が開けてくる。瞼を閉じて、時が流れるのを待つ。袋のお世話になる前に、肋骨が意識的に呼吸を抑えられるようになってきた
「大丈夫?」
「大丈夫……です。少し……落ち着いて……きました」
「ほんと?無理しないでいいんだよ?」
「何れにせよ……暫くサンダースは……試合を再開出来ない……でしょうし」
「それで、みぽりんも降伏ダメなんて、どうしてよ?」
支えてくれながらも、沙織さんの顔には薄っすらと怒りさえ見える
「……最早向こうに……犠牲を与えて……しまっています……。こちらを明確に敵だと……考えているでしょう。向こうが……無条件で降伏を……受け入れて……くれるとは……思えません」
「そうだ。西住の言う通りだ。向こうの好き放題なんだぞ!仲間を殺した奴らを許すはずがない!少なくともそのことを信用して動くべきじゃない!」
「で、でも好き勝手っていっても、相手も人間よ?流石に降伏して殺されはされないんじゃないの?」
分かっていない、人というものを。彼女は元からその半分である男を理解してないけれども
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