232: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/08/15(木) 22:21:56.22 ID:JCL7tHIi0
ウサギさんチームの者も人が集まるのを見て軽い気持ちで来ていた。みほの話を途中から聞いた、聞いてしまった
聞き終わった後話す者はいなかった
そして反応することなく放心状態のまま元の場所に戻った。皆椅子に座っても空を眺めたりうずくまるだけだ
「……梓は……知ってたの?」
山郷がなんとか喋る
「……何を?」
澤は空を見上げながら返す
「……要するに、アヒルさんチームにはもう会えない、ってこと」
「……うん……」
「……どうして?」
宇津木が口を挟む
「……みんな、逃げ出しちゃうか嫌になっちゃうと思ったから……そうなったら先輩達に迷惑かかるかもしれないし」
「確かにね……で、逃げられるの?」
「それが出来たら逃げてるよ……自衛隊に包囲されて無理だって」
「降伏しても……ああなるんだよね……」
「つまり……生きたいなら戦うしかない、ってこと……」
「だったら、さっき秋山先輩が言ってたみたいに戦うしかないじゃん!やるしかないよ、梓!」
「みんな……いいの?佳利奈とか、紗希とか……」
「……いいよー」
阪口は席を立つ。それでも少しふらつき、視点もあやふやだ
「仕方ないよねー」
丸山はまだ空を眺めている。すると大野が新しいお茶のポットを持ってきた
「そういえばあやは?」
「何?」
「このままこの大会に参加するかってこと」
「するしかないんじゃない?死ぬか、死ぬまで戦うか、なんでしょ?」
ポットを机に置きながら平然という
「……だよね……」
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