【ガルパン】 不死の感情
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239: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/08/19(月) 00:04:57.71 ID:jYO41k6b0


ふと一番奥のベッドを見ると、そこにいた者は身を起こしてベッドに座り、何かずっと、誰かを相手にすることなく話している

「彼女はどうしたの?ケガはしていないようだけど」

「ストレスによる戦闘神経症です。ずっとこの調子で食事にも手をつけません」

戦闘神経症?戦場へ赴く意志を持ちながら怪我をして行けない者がいるというのに?
アリサなんてこの環境に即座に適応し、敵に対して攻撃することを躊躇わなかった。殺した後も、攻撃の手を緩めなかった。
そんな人材は亡くなったのに、なんでこんな役立たないのが生きているの!

「おい!」

足を一歩踏み出し、左手のストレートをその者の右頬にめり込ませる。その行為を気付かぬうちに行なっていた。殴られた者は勢いの余りテントを支える鉄骨に頭を強くぶつける。だが左手を使ったことからみて、私にも微弱な良心は残っていたのだろう。だがそれに私の動きを止める程の力はない

「この臆病者がッ!鬱のフリをしていれば任務を逃れられるとでも思っているの!仲間は貴女の代わりに戦って傷ついて、死んでいってるのよ!恥ずかしいとは思わないの!」

泣き腫らした目を持つその者の襟首をつかんで、もう一発拳を喰らわせる。
我々が戦うのは大洗だけではない。プラウダ、そして怨敵黒森峰と戦わねばならない。そして勝たねばならない。
これからも戦いが続くというのに、こんな者のためにベッドを分け与えていては、他の者の士気にも影響する。
こいつの代わりは、我が校にはいる

「今すぐ部隊に戻りなさい!戻らないと、次出撃する際スチュアートに括り付けて先頭を進ませてやるわ!それさえもいやなら……」

「ケイ隊長!おやめください!」

救護担当の者がケイを止めようと両肩の下から腕を入れてくる。そこそこ力はあるようで、なかなか振りほどけない。この野郎邪魔するんじゃない!せめてもう1発は

「戦えないなら戦える奴の弾除けになって役に立ちなさい!」





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