282: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/08/25(日) 23:08:34.88 ID:R1acvM7T0
周りの者の一部はエルヴィンさんに同調するそぶりを見せる
「あたしらが知っているのは噂だ。経験しているのは確かに副隊長だけだ。その経験を伝える、それを名分にするなら、副隊長以外の適任者はいないね」
「西住副隊長だけが死ぬなんて……嫌だ」
「でも……」
反論できなかった。皆の為に、という事が皆を苦しめることになる。
それは良いとしても、自分には生きねばならない理由がある。生きてやらねばならない、他の人には出来ないことがある
私の理論は崩れた。そしてそのことを脳内で反芻し続けていた
「戦う、という事にしたいが。異論は?」
誰も話さない。生き残っても生きるのが苦、誰もそうなりたくはなかっただろうな。ならば……とは考えて欲しくないのが本音だが、人の思考には干渉できん。そして私にも、無理だ
「……ではこの降伏案を破棄する」
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