30: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/06/30(日) 23:14:13.51 ID:GH7YNYU90
3人に連れられて教室の外に出る。左右どちらにも長い廊下の途中、人は授業の合間だからかトイレ側に集中している。そんな中、私にとっては考えたくもない言葉が耳に入ってきた
「必修選択科目なんだけどさ、戦車道選んでね、ヨロシク〜」
何を言っているかもう一度聴きなおそうとした
「戦車道やってね」
私が聞く前にそう言いつつ会長は顔を近づけた。確定だ
だがとりあえず何か言い返さねば……
「えっ……あのっ、ひ、必修選択科目ってじ、自由に選べるんじゃ……」
「いゃぁー運命だねぇー。君は戦車道をやる運命にあるんだよ。
大丈夫、うちらは西住ちゃんがやってた物騒な硬式には参加しなくて、軟式の方にしか参加しないから。
とにかくヨロシク」
会長が私の左肩を叩いてきた。
私のは体をビクッと反射的に震える。
威圧感だ。
この小さな身から湧き出る、武器も持っていないのに湧き出る威圧感だ。
それが私の体を強張らせている
「じゃ、行くよ」
「はい」
すると片眼鏡の女が私に耳打ちしてきた
「貴様に選択しないという選択肢はない」
「かーしま、行くぞ」
「はい」
3人は最初と同じ並びで教室から出て行った
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