312: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/01(日) 23:48:38.83 ID:JL0eVoU70
「……一回な、お前ら2人だけ大洗に降伏させようか、とも考えたんだ。大洗が負ければ、ルール上解放される。だが私には、2人なしで大洗に勝つ方法は思いつけない。
何より仮に解放されても、私を守れずに勝手に降伏した者呼ばわりされ、政治の表舞台には立てない。そうなれば結末は変わらない」
「でしょうね、ドゥーチェがその選択をなさらないのですから」
「残念ながら……我々はここにいるしか無いんだ」
「……ドゥーチェ、何があろうと、私は最期までドゥーチェと共にある所存です」
「も、勿論私もっす!」
俯き気味に、だが気力で首を持ち上げて、顔で分かってしまうのに、こちらに訴えかけてくる。生きたいなら、私なんかを見捨てることも可能だったというのに
「そんなに悲しそうな顔をするな、2人とも。それを打破する道は、全くないわけじゃないんだから。大洗を、プラウダを殲滅する。我らの手で。そうすれば黒森峰とは何とかしてみせよう」
「……ですね」
「もし必要なら、私は2人の盾となってでも守ってみせる。お前らは私より遥かに重要な命だ」
「……勿体無いお言葉」
「そんな訳ないっす!必ずやドゥーチェも、私たちも生きながら、アンツィオの階段に、店に、戻って来ましょう!」
「……そうだな!またペパロニの鉄板ナポリタンでも食うか!」
「ええ!」
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