313: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/01(日) 23:49:10.25 ID:JL0eVoU70
気持ちが高まる中、腕時計を確認する
「っと、そろそろ時間が近いな。よし、2人は皆をP40の前に集合させてくれ。私は話が終わったら作戦会議をここでするから、その準備をする」
「はいっ!」
「了解っす!」
ペパロニとカルパッチョはテントから左右に分かれ走り去った。ナイフを元に戻して静寂に少し身を預ける
「ふぅ……西住みほ……戦いの時だな
と、まずい、カールが乱れてる」
近くの鏡の前で顔の両脇に垂れ下がっている長いカールの乱れを正す。身嗜みもドゥーチェの職務の一つ。人前に出るときは派手な格好をして、ダサい感じを排除する。この髪型にしたのも、眼鏡をコンタクトにしたのもその為だ
「よぉし、こんなものか。それにしても西住みほ、か。
確かに貴女は害だ。西住流にとっても、黒森峰にとっても、そしてそれらを手を結ぶアンツィオにとっても。が、決して悪ではなかった。
あの時友を助けに行ったこと、勝利の放棄故に西住流にとって許されぬこと。理解は出来ないが、共感はする。一回合宿であった時も、特に悪印象はない」
鏡の向こうにいるのは安斎千代美
「もし私たちに背負うものがなければ、友だったかもしれないな」
その独り言を聞くものはない
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