358: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/12(木) 20:54:01.86 ID:wCFNWaFWO
「ジューおじさんから?なにかしら?」
同志カチューシャは私の手を通じて受け取ったその手紙を雑に開く
「なになに?明日食事に行きませんか、ですって?これは……店に入る為のカードかしら?どうしておじさんが直接伝えてくれないのかしら?」
「でもここ、プラウダの外れの店ですが、地域有数の名店として有名ですよ。そして恐らく、ただのお誘いではないと思います」
首を捻りなさる
「さっきの話についてだと……」
「そうだとしても、私たちは黒森峰に勝てば、そしてさらに向こうの精鋭の人員をすり潰せばいいんじゃないの?」
「いえ、同志ジュコフスキーはそれ以上のことを考えておられると思いますよ。そして彼が動くなら、彼より上も……」
「それ以上も……分かったわ、この話を受けるわ。ノンナ、あなたも来なさい!」
「喜んでご同行致します」
先程より深く礼をした。同志カチューシャは椅子から飛び降りると、鼻歌を歌いながら明日の服を決めるため部屋を出て行った
机の上の空になったカップに紅茶を注ぎながら、冷たい秋の風の流れる窓の外を眺める。窓の外に生えた木の枝で、ギリギリしがみついた枯れ葉が揺れている。あの日も、そんな感じだった
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