【ガルパン】 不死の感情
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373: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/15(日) 22:11:19.84 ID:KU5Yllnf0


「案外もう西住殿は次に誰を犠牲にするか決めているかもしれんぜよ」

「その指標が何かは計りようがないが、能力、車輌、そしてその場の状況。それ次第ではある意味で死を命じられるやもしれん」

「ちょ……何を言い出すでありますか!」

普段は仲の良いカバさんチームと優花里の間にまで険悪な空気が流れる。まずいな

「やめろ、こんな時に仲間割れなんて最悪だ。今は非常時なんだぞ!旅先はいつもの2倍我慢しろって言うだろ!他に誰か指揮できる奴がいるって言うのか!」

河嶋さんが何時もより冷静に擁護してくださる。この語気の強さは、この時は役立つといいなぁ

「そ、そうだ!西住さんを生かしてこの蛮行を伝える、そう決めただろ!」

「誰も従わないとは言ってませんよ。ワケも分からず死にたく無いって言ってるんです!せめてそう動く理由を教えてください!西住さんを生かすとしても、その為の囮として死ね、というのには納得出来ません!」

そう上手くはいかないか。私に出来るのは不安げな顔をしながら話に耳を傾けるのみだ。誰を犠牲にするか考えている、というのも巡り巡っては全くの嘘にはならない。ここは身を引いて落ち着きつつ、用事を済ませよう

「会長、少し1人になって作戦を考えてきます」

「ん……ああ、余り気にしなくていいよ」

背を向けて去ろうとする肩に会長は手をかけてくださる。内容自体は気になることじゃない。だがこれで団結が崩れてしまうのだけは避けたい

「西住殿、自分も行くであります」

優花里さんが後を追いかけてきた。必要ないが、拒絶するほどでもあるまい






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