400: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/22(日) 22:32:31.00 ID:0HQ/L1/L0
「なんだあんたら、そんな寒いのか?」
「それにハイ以外の返事ができると思う?」
ちょっとその集団から外れていたサメさんチームが沙織さんの後ろから声をかけた。かといって彼女らも防寒装備万全に見えるわけだが
「そうか、じゃあこれやるよ」
お銀さんが手に持っていた紙コップを沙織さんに渡した。何事かと周囲の視線も億劫そうなれど彼女らに向けられる。どうやら中には液体が入っているようだ。一口飲んで口をコップから離し、代わりに手を寄せた
「ゴホッ……な……何よこれ!えっ?辛い!ほんっとに辛い!」
「そらそうだ。ハバネロクラブだし」
「え?何ですかそれは?」
「……激辛ラム酒……多分ノンアル」
激辛、か。ラム酒とはここの様子にはまた似合わなそうなものを
「多分って……」
「どっちにしても体の中から熱くなるから変わらないさ」
「いや、そういうことじゃなくて……みぽりん、一応確かめた方が……」
何でこっちに振ってくるんだ
「つーか向こうのプラウダとかいう奴らだってこの天気でタダで居られる訳がない。奴らロシア人が多いらしいし、ウォッカでも呑んでんじゃないか?」
「かもしれませんね。まぁ、飲みたかったら自己責任で」
「あのう、私、一口頂いてもよろしいでしょうか?」
今度は華さんがそれを要求した。確かにこの人なら何杯でもいけそう。仮に酒でも
「あ、そこの人のを貰いな」
「華あげるこれ……確かにあったまるけど口の中が……」
まぁ話しづらくなるのが難点だが、作戦に文句付ける口が開いたりするよりかはマシだ。どんどん他の人にもあげるといい
「……身体の中からポカポカします」
「だろぉ。他にいる奴いるかい?」
私はこれから脳みそをフル回転させねばならないので、この時ばかりは酒に頼る訳にはいかない。その可能性があるなら触れぬが吉だ
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