401: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/22(日) 22:34:44.23 ID:0HQ/L1/L0
「西住」
「河嶋隊長。この先の動きですか?」
「そうだ。こちらが動けないのは見ての通りだが、向こうが動いてくる可能性はあるのか?」
「流石にこの状態ではプラウダも動けないでしょう。人海戦術で何とか動かせるようにしたとしても、こちらを圧倒出来るほどの大軍ではないはずです。数でこちらに勝る中、わざわざその優位を削ってはこないでしょう。こちらも天候と気温が回復するまで待ちましょう」
「いきなり膠着状態か……」
「ですが装備がモシンナガンになった以上、狙撃などにも警戒が必要ですし、集中砲撃で遠距離からこの建物の破壊を狙う可能性もあります。とりあえず偵察隊を出しましょう」
暫くして計4人による2つの部隊が組織された。第1隊は優花里さんとエルヴィンさん、第2隊は園さんとお銀さんだ。単純に隊長車かつ人数不足気味であるカメさん、車輌回復の主力たるレオポン、そして防衛用のスナイパーを含みこちらも人数不足気味のアリクイさんを除く各車輌から一人ずつ選抜した形だ
園さんが一度お銀さんと組むのを拒否しようとしたが、河嶋さんの指示もあり何とかのんでもらった
第1隊は西の方を経由し北へ、第2隊は東の方を経由して北へ向かうことになった。優花里さんは出発前にヘルメットの中に布切れを詰められるだけ詰める
「何やってんのよ。ぼろ切れなんて詰めて汚いわね。お銀さん、さっさと出発よ」
「分かった分かった」
「全く何でこんな人たちと行かなきゃいけないのよ……」
お銀さんはフードの上からヘルメットという一見不思議な格好で園さんに続き建物を後にした。流石にいつもの帽子は外したらしい
「こちらも行くぞ、グデーリアン!」
「了解であります!」
その後にモシン、ナガンを装備した優花里さんとエルヴィンさんも建物から北に向かった
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