404: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/22(日) 22:42:18.09 ID:0HQ/L1/L0
「スナイパー!」
その声でスイッチが入ったかのごとく皆は伏せる。地面にばら撒かれた干し芋に会長さんが目もくれないほど
窓際に駆け寄って伏せ、胸元を探る。確かアレがあるはず。フリントさんはまだ息が有り、頭から流血しながら呻き声を出す
「……うっ……」
「フリント!まだ生きてる!早く、早く手当てを!せめて壁側に寄せるぞ!」
「よせ、危ない!」
ムラカミさんが立ち、フリントさんの元に駆け寄る。河嶋さんの言葉も耳に入らない。あった。止めても無理だし、間に合わないだろう。淡々と取り出した手鏡を外に向ける。
銃声は冷酷だった。彼女の大きく鍛え上げられた肉体でさえ、小さな鉛玉を食い止めるには余りにも無力であった
少し時間が経つと、ムラカミさんの左手はフリントさんの頭を水源とする血の池の中に浮かんでいた。もう呻き声はない
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