417: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/26(木) 20:59:05.12 ID:d3dmTuuHO
その後、ただ時は進み続けた。話すこともなく皆車輌と暖炉の前を往復する。IV号以外の車輌の砲塔、エンジンも動き始める。優花里さん達が帰ってから暫くした後、入り口の方から何かが倒れる音がした。入り口には倒されているものはあるが、倒れるものは本来ない
見ると、そこに居たのは白いコートを頭まで着てうつ伏せに倒れているものだった。ヘルメットがコートより上にある
「お銀さん!」
「……西住……隊長、すまない。園さんが……」
「園さんがどうしたのですか!誰か、暖炉の前まで運ぶのを手伝ってください!」
仲間の危機の前に思わず叫ぶ。生きている限り価値はある
「親分!大丈夫すか!」
「お銀!」
生き残った他の2人もすぐさま駆け寄ってくる。カトラスさんは柄になく表情に焦りをさらけ出している
暖炉の前に寝かせたが、唇は紫に変わり、それ以外は蒼白
「乾いている服をたくさんお願いします!あとはすぐに焼きレンガを!それと桶か何かに雪をお願いします!」
「な、何する気だい?」
「一部は服の中に仕込んで、残りはぬるま湯を作ります!凍傷を引き起こしている可能性もありますから!少し熱めのお風呂くらいのものを!」
服は濡れているもののうち無理なく脱がせられる部分は取り、他は残す。こんなに寒い中とはいえ無理に剥がして怪我させては感染症になる可能性もある。だがすでに事態は相当悪いも思われる。特に足が
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