424: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/26(木) 21:08:44.81 ID:d3dmTuuHO
「……西住ちゃん……」
「……足の傷は既に感染症にかかりやすくなっています。少なくとも今夜外に出ることは出来ません
そしてその凍傷の治療はここでは不可能です。他の皆のためにも、その決定をしてくださったことを感謝します」
「身体って……あったまるの……早いんだな……あったまったら……きっと……痛みが……やって……くる……
痛みが……想像もつかない痛みが……怖い……怖い……だから……その前に……」
「……分かりました。その意思を尊重しましょう。私が執行します。会長さん、河嶋さん、よろしいですか?」
「……許可するよ。生徒を無為に苦しませるよりは……ね」
会長さんの吐き出し尽くすような返事の一方、河嶋さんは未だ躊躇いを隠さない。麻子さんの方に向くと、面倒そうな顔をして一声付け加えた
「……彼女を守る術は他にないぞ」
「……そうか。お銀……」
「……大丈夫だから……」
何とか首を回し地面に近い顔に寄せる様は、人から見たら痛々しいったらありゃしない
「……西住……」
「はい」
「お銀を……頼む……」
「ありがとうございます。あ、皆さんに伝えます?」
「……いや、やる前に話が下手に広がっては面倒だ。ラムちゃんとカトラスちゃんだけ呼ぼう。流石に伝えないのは可愛そうだ」
「お任せします」
ここには麻子さん含めて3人だけが残った
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