434: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 20:48:34.51 ID:nCryEuB7O
試合開始のホイッスルの直前に到着した戦車のエンジンが温まるのを確認してから、一面に広がる大平原の中、彼女率いるプラウダ高校戦車道部隊240輌は悠々と南進を開始した
「ノンナ、話はついてるわね?」
「はい。あのクソ野郎さえ通さなければ問題ないようでした。条件こそ出されましたが、連盟はこの件には介入しません。それにあちらも『時』に向けて動き出す模様です」
「でしょうね。連盟だって国の意向には逆らえないでしょうし、この運営が逼迫してるのも誰より知ってるしね。だとしたら今ならギリギリこちらに乗るはずよ」
「流石は同志カチューシャ。しかしあの国の意向に乗っかるのが納得いきませんがね」
「ノンナ、学園地域の利のためよ」
「分かっています」
♪Blossoming beautifully apple trees
A dense fog over the river
IS2から上半身を出した私は、黒い長髪の隙間を流れる大いなる風を感じながら、『同志カチューシャ』の冒頭を奏で始めた
♪Young Катюша go beyond the ground
which is fruited and majestic
♪Young Катюша go beyond the ground
as a leader of the common students
それにT34/85に乗る同志カチューシャが丸いキューポラを真ん中から開き続く。堂々と、正面から突き当たる風と巻き上げられた雪なぞ、我らの声さえ阻めない
♪The grandeur of Mt. Iwaki
The vast extent of sea in Tsugaru
♪Young Катюша fact powerful enemies
as far as she is still there
♪Young Катюша fact powerful enemies
like a fort of equality and free
♪Thousands of motivated workers
The young people who have great hopes
♪Young Катюша has a noble spirit
to which she succeeds once comrades
♪Young Катюша has a noble spirit
May Pravda last forever
歌が進むに連れて車長が次々と歌に加わり、最後の繰り返しが終わる頃には240人の雪上大合唱祭と化していた
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