436: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 20:50:18.59 ID:nCryEuB7O
理解不足なものも、その裏をも理解している者も緊張の面持ちの中で、河嶋隊長が口にする。小山さんの顔も恐怖か怒りかその他の感情が混ざり合うものとなる
「ジャッジ!抗議します。準決勝は15輌とルールに記されています。これは明らかに反則です。直ちに試合を中断してプラウダに警告してください!」
いつもおっとりした感じの小山さんが手にあるルールブックを叩き、ロから堰を切ったように言葉を溢れさせる。しかし審判は小山さんから目線を逸らし、微動だにしない
向こうについた、か。こちらは見捨てられたかな?そりゃそうだ。プラウダと大洗じゃどっちの話に乗ったほうが得かは一目瞭然
「やだもー。何なのよこの人達!無茶苦茶じゃない。一体どうなってるの!」
簡単だ。強いやつの尻馬に乗る。弱きものの摂理だ
しかしこのムードじゃいかんな。どうにかして場を上昇傾向にしないと。確証はないが言ってしまうか
「み、皆さん、落ち着いて元気出してください。まだ私に奥の手があります!やられると決まった訳じゃありません!」
「そ、そうか、西住!まだ望みはあるんだな!」
「兎に角高台に移動します。エンジンをかけてください!」
私の一単語を信頼してくれたのか、陽気気味な顔を連れて皆は自分の車輌に向かう。無線機を通じて、優花里さんとエルヴィンさんにも急いで戻る様に指示した
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