444: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 20:59:48.20 ID:nCryEuB7O
「でも……柚ちゃん……は?」
「私は…さっきの爆発で足を痛めちゃったみたい。多分稜線の上まで雪の上を歩けないと思う」
小山は右足に手をかけながら呟く
「……かーしま、早く行け!」
かーしまはその場に棒立ちし続ける。駄目か。ならば仕方ない。どうせ死ぬ身だ
「どうしても行かないと言うのなら……」
胸元から九四式拳銃を取り出し、スライドを動かす。そしてそれの銃口を右のこめかみに当てる。これくらい怖くはない
「なっ!」
「会長!」
2人は驚きを隠さない
「私はこれの引き金を引かなければならない。1分時間をやる」
誰も動こうとしない。沈黙が車内を包む。その制限があと半分となった頃、やっとかーしまの口が開いた
「い、今まで……今まで本当にありがとうございました!私は必ずや大洗女子学園の存続をこの目で見届けます!」
吐き出すように叫ぶと深く一礼し、振り向くことなく外に飛び出していった。目で追う必要はない。
深く息を吐いてからこめかみから銃口を離し、銃を胸元に戻す。この命をプラウダと戦わずして散らす、それは有り得ないからな。
さて、では旅路に付き合ってもらう人を呼び出すか。そこにいる、ってことはその気なんだろうし、何よりプラウダに対しより多くの砲弾を撃ち込むには、いてくれた方がありがたい
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