463: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 23:02:09.02 ID:U2snit8u0
「撃て!撃ちながら進め!撃ち負けるなッ!」
同志カチューシャは正面へと旗をふりかざす。私からの通信なぞ気にも止めてないようだ。丘を登り尾根を目指しながらプラウダの戦車は砲撃を行う
だが元から向こうが高台にいて、劣悪な照準器の上この凸凹地面。こちらの砲弾はなかなか向こうに到達しない。尾根の上で口角が上がるクソよりも下賤な女の様が、消そうとしても浮かび上がる
そしてその現実を示すかのように、プラウダの部隊は前進を阻まれ、悪戯に被害を生んでいる。それも先程みたく補欠やかき集めではない。精鋭が含まれている。如何に同志カチューシャが歯をくいしばろうと、状況は変わらない
私の乗るIS2も、いくら射撃の腕が良くとも残弾を考えると、そうバカスカ撃てる状態ではない。先頭にいた部隊は敵を減らせていない。後方にいた精鋭が敵に数発命中させているものの、撃破しているのはたった3輌だけだ。こちらはもう残り半分を切りつつある。通常の部隊なら壊滅状態だ。だが同志は進軍を止めようとはしない
これが本来の目的ではないはず。しかし今の同志は聞かない。ならば行動で、それに必要なことを示し、勝ちに近づく
「止まれ」
操縦手に声をかける
「はっ?しかし……」
「止まって正面の大洗を狙う」
「は、はぁ……」
言われた通り操縦手は車輌を止め、狙いを定め始める。距離は若干伸びて1500、狙える
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