471: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 23:11:10.29 ID:U2snit8u0
「試合終了!」
その合図がかけられたのはホイッスルの音と同時だった
「プラウダ高校の試合放棄により終了します!よって準決勝第1試合、大洗女子学園の勝利です!」
審判の声がこの土地に一時の平和をもたらそうとする。丘の下では煙が山の様に立ち昇り、全て風で南へ流されている
終わった、ようだ
ついさっきまで逡巡を繰り返していた私の頭は、叫びながら抱きついてくる優花里さんに何も反応出来ないほどに急停止を喰らっていた
「西住どのぉぉぉ!」
「……また、勝ったの?」
「嘘……」
優花里さんを除く皆も同様。だが少しの間を置いて、このささやかな肉の丘を包み込む叫び声が広がっていた。僅かな損害はもはや頭には残っていないらしい
プラウダに、勝った。これが今年の夏、そして去年の冬に聞けていれば……
いや、これ以上はよそう
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