486: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/13(日) 23:24:34.24 ID:ps5/gbfR0
「何か……釈然とせんな」
広がる無人の捕虜収容所を見渡す。先ほどまでの喧騒はすでになく、仕事と呼べるものはここを明け渡した上で、学園にある資産を元手に帰宅資金を用意し、彼らに渡すのみだ
「まあよろしいではないですか。西住副隊長たってのお願いですし、何よりカネはかけたくないでしょう?」
共に来ていたエルヴィンが帽子を整える
「まぁな……しかし、これを見る限り、あのカチューシャ独裁政権も終わりか……」
「元々黒森峰打倒を目指していましたから、こうなってしまった以上仕方ないのではないですか?」
「それもそうか。そうなると……このままプラウダと黒森峰の対立は続くわけか……果たしてこの先、生き残っても学園はどうなるんだろうな」
「……恩は売ったとはいえ、親プラウダで立ち回るのは無理そうですね。ま、勝ってから考えましょう。いよいよ次は決勝ですしね」
「……ああ、そうだな」
会長なら……と考えようとしてやめた。しばらく涙は必要ない
708Res/678.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20