550: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/27(日) 22:52:41.09 ID:cH77cM4bO
「さて、大変なモンを背負わせちまったね。なら先輩として不甲斐ない様を見せる訳にはいかないね」
ヘッドホンを外し、咽頭マイクも外したナカジマが袖を捲り上げながら砲塔から降りる
「よかったじゃないか、ナカジマ」
「なにが、ホシノ?こんな時に」
「地球最後の日が来るなら、その前に雨の日に出かけたいと前に言ってただろう?」
「そうだけど、今日は曇りでしょ?かといって雨が降る感じでもないし」
「いや、砲弾の雨の中だ」
「生憎それは理想じゃないな……」
「まあ、私もオーナーにはなれなかったけど、このレオポンがここまで走ってくれたからな、満足か」
車輌を撫でるスズキの肩をナカジマが叩く
「なに言ってんの2人とも、シケた顔しちゃって。私達はここで黒森峰戦車隊20輌を撃破するんだよ!」
「……そうだな、やるだけやるか!」
ホシノも照準器に向き直る。ナカジマとスズキも88ミリ砲弾の装填に移る。黒森峰の戦車群のエンジン音が遠くから聞こえる。しかも徐々に大きくなる
「ここから先は行かせないよー」
だがそこに鉄壁が立ち塞がる
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