56: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/04(木) 21:18:26.33 ID:9CgLdJINO
「もう行ったかな……」
足跡は遠くに消えた。隣の部屋にも現在人はいない。ただこの小柄な皇帝と脆弱な戦車乗りしかいない
「さて、ここからは本音の話し合いだ。
こっちも西住ちゃんの素性、来た事情とかについてはある程度把握している。その下で話して貰って構わないよ。それで、条件は?」
「……まずは大洗の戦車道は権力維持のためではない事、それを保証してください」
「つまり戦車道を軍備として暴動などの鎮圧に使うな、ってことね。いいよ、そんぐらい」
にこやかに干し芋を一枚とって食いちぎる
「……随分あっさりしてらっしゃいますね」
「そりゃね。暴動なんかが起きる事態になったら、それはウチら行政の責任だ。それを戦車道で埋め合わせしようなんてタチが悪い責任回避だよ。
ウチらは公立だから、ちゃんと憲法に基づいた自由は保証してるしね。
それにそんなことそもそも戦車道創設の目的にしてないし。余所への軍事侵攻とか海の上からじゃなんのメリットもないしね。飛行機もないし」
「なるほど……」
母校の奴らに聞かせてやりたいわ
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