46: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/04(木) 21:06:35.70 ID:9CgLdJINO
そういえばここに戦車道があると聞いてしばらく、疑問に思っていることが一つあった。
彼女たちは何故こんなに楽しそうに戦車道が出来ると言えるのか、である
私が知っている戦車道はそんなものではない。少なくとも新しい道が見えるなんて言語道断の世界である
47: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/04(木) 21:07:24.17 ID:9CgLdJINO
しかしかすかに湧いた興味は濁流に飲み込まれる。血と硝煙への拒否が脳内を包む。
目の前に現れたのは、それまであった絨毯でも窓の外に広がる海でもなかった
川、どす黒く渦巻く、対岸があるかも分からぬ大河、それが私の行く手を阻む
48: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/04(木) 21:08:42.17 ID:9CgLdJINO
私は前のめりになり、口を手で押さえながら少しバランスを崩した。
五十鈴さんと武部さんがすぐに傍から手を差し伸べ、身体を支えようとする
49: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/04(木) 21:10:00.73 ID:9CgLdJINO
友情
50: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/04(木) 21:11:54.86 ID:9CgLdJINO
筏を得た
大河の流れも少し落ち着きを見せた。
51: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/04(木) 21:13:44.52 ID:9CgLdJINO
濁流は舵の効かぬ筏を容赦なく襲う
砲声
52: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/04(木) 21:14:42.67 ID:9CgLdJINO
やめろよ
ヤメロヨ
53: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/04(木) 21:15:27.74 ID:9CgLdJINO
どれくらい経っただろうか。私が渡ったのは黄河か揚子江かと迷ったほどであった。ついに、地面を踏む時が来た
足元にまとわりつこうとする濁流の最後の抵抗を払いのけ、私は両足で地面を踏んだ
54: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/04(木) 21:16:22.38 ID:9CgLdJINO
驚きの声とともに私の隣にいた2人が私の顔を覗き込む。
そのさらに向こうの角谷会長は、にこやかに何度もうなづいていた
「……言ったね?」
55: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/04(木) 21:17:28.37 ID:9CgLdJINO
1人で、か。まぁ確かに2人に聞かれない話にもなるかもしれない
708Res/678.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20