563: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/31(木) 20:50:04.75 ID:1TDhW2kZO
無言。分かってはいるが、分かりたくはないだろう
「……結構効くらしいですよ。でもその代わり、使うのは本当に死を悟った時だけにしてください!一人でも多く帰って来ましょう。それが、勝利への道です」
言葉の最後が弱々しくなってしまうな
「分かりました……」
「私たちの戦場はここです。皆さんも各地に散って、迎え撃つ準備をしてください。敵を発見次第、私が信号弾を放ちます。あ、因みにここから欲しい武器があったら持っていってください」
「はい」
皆詳しそうな優花里さんやエルヴィンの話も聞きつつ、適当に自動小銃や爆弾などを見繕っていく。仮に死にたくなくとも、武器が多いなら越したことはないことは理解しているのだろう。それか本能か
私はパンツァーファウストと追加で手榴弾のみにしておく。身軽な方が動きやすく逃げやすいし、銃は持ち替えても弾が得られなかったら意味がない。弾も持ちすぎたら動き辛いしな
そして暫くしてここからかなりの人と車輌が散っていった。そしてこの時より私は殆どの責任を投げ捨てた。このチームの人の命を出来るだけ守るという
車輌から離れた人をコントロールすることは難しい。何より私もその一人だ。勝つために。そうお題目を立てて、私はまた逃げているのかもしれない。そしてその結果、皆この敵の本拠地で命を燃やし切るのだろうか
そうはありたくない。可能性は増やしたい。だからこそ、やるだけやらせてみよう
「華さん、麻子さん。ちょっと残って頂けますか?」
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