577: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/03(日) 22:21:17.30 ID:SZXzOB5IO
黒森峰学園都市南部 ドレスデン地区
ここには大量の学生が集まっていた。ちゃんと15歳から18歳までの高校生である。高校戦車道大会の要綱に違反する部分はない
だが彼らは黒森峰の者たちではない。いやむしろ、彼らを憎んで憎んで憎み続けている者たちである
「撃て撃て、撃ちまくれ!ファシストの街を火の海と化し灰になるまで焼き尽くせ!今こそ虐殺された生徒や父兄の恨みを晴らし、同志カチューシャの仇を討つ時だ!」
プラウダ防衛隊学園駐屯部隊隊長という長い肩書きを引きさげたソホフ=コーネフが、軍服に身を包み、入ってくる情報を捌きつつ、命令を出す。プラウダ本土から用意した30輌のカチューシャが、大量の煙を吐きながらその名の者の恨みを晴らすが如く黒森峰学園都市を襲う
「向きは大丈夫か、セルゲイ」
「全て黒森峰学園都市中心部及び南部を狙っています」
テントの出口に向けて双眼鏡を向けつつ、参謀のセルゲイに確認を繰り返す
「連盟に確認は?」
「問題ありません。学園側が厳重に手配済みだそうで」
「そうか。突撃部隊の攻撃準備は」
「問題ありません。指示一つで黒森峰を粉砕出来ます!」
セルゲイは拳を胸元で振り上げる。こちらはソホフより声が低い。この場にいるとそう思うかもしれないが、軍楽隊にいた時はテナーのセカンドだった
708Res/678.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20