578: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/03(日) 22:21:47.82 ID:SZXzOB5IO
「しかし……本隊はともかく奴ら、本当に大丈夫なのか?そもそも軍属ですからないし、命令云々ではないかもしれんが……」
「今のところは大人しくしてますな、今のところは。まぁ、餌には食いついてますよ」
「だろうな。まぁ、同志カチューシャの指示だ。お隠れになっているとしても、逆らうわけにはいかんしな」
「今後を考えますと、それが宜しいかと」
「狙撃隊は?」
「ヴァレリーに無線を」
セルゲイが呼ぶと、別の者が無線機を持ってくる。それのダイヤルを素早く合わせ、声を掛ける。ケータイが使えないとこういうのが厄介だ
「こちらソホフ、どんくらい済んだか、ヴァレリー」
「……もういない。橋は確保できた」
帰ってくるのは暗く小さな声だ。なにか前髪で顔が隠れている姿を想像させる
「……風がなさ過ぎて面白くない。スコープで真ん中にやって当たるとかつまらんこと限りない」
「流石言うことが違うな。それじゃ確認の為一人残って、他はこっちに帰って来てくれ」
「……ダー。俺が残る。時が来たら教えろ」
「分かった。全く、お前は敬語が使えないのかい」
「狙撃の腕で勝ってから言え」
「お前に勝てる奴がおるか!」
そう言うと無線機を元に戻した。配下の者は素早くそれを持って戻って行く
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