579: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/03(日) 22:22:21.68 ID:SZXzOB5IO
「……ヴァレリーには軽いんですね」
セルゲイが少し気分悪そうに言う
「彼奴の腕は信頼できるけどな、彼奴の性格的にあれくらいで付き合わんともたん。ありゃあ現場向きだ。下士官が精一杯だろうよ」
「でしょうな。ま、技術が一級品だからこれからも重宝されるでしょうがね」
「しかし……いいものだな」
「この光景がですか?まぁ、間違いないでしょうな。全ての恨みごと燃え尽きて仕舞えばいいのですが」
二人揃ってトーンを落として笑い合う
「隊長」
「どうした?」
先程の配下の者が落ち着いた様子でソホフを呼びに来た
「同志クラーラから無線です。無線所へ」
「同志クラーラからか」
「時の確認ですかな?」
「だろうな。分かった。今行く」
構えていた双眼鏡から目を外し、それをポケットに入れて布で囲まれた無線所へ向かう
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