647: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/17(日) 22:02:01.80 ID:DJC40sPbO
マガジンを込めてあることを確認し、引き金に指をかけ、その二人が此方に姿を現すのを待つ。弾は20発、これで倒せなかったら死ぬしかない。時は来た。見回る二人が一緒にこっちの方に姿を見せた
「……行くか?」
「はい」
息を吐き、トンプソンを構えて建物の裏から飛び出した。二人に走り寄りながら引き金を引く
乱れる球の一つが一人目に命中、当たったところが幸い首から上で、猛烈に血を吹いて奥側に倒れる
もう一人がこちらに気づきMP40/Iを向けるが、引き金の指を固定したまま素早く銃を左に向け、腹部と胸部を狙う。彼女も前のめりに倒れたことを確認し、弾切れを示す音を鳴らし続けた状態で、やっと指を引き金から離した
「……終わった、みたいだね」
「はぁ……はぁ……」
死んだ、らしい
「……じゃ、音もしただろうし、早めに済まそう。二人が死んでるか確認して」
「いや……死体をさらに傷つける真似は……」
「……生きてて撃たれても知らないよ。それに私が巻き込まれちゃたまらない」
またしても真っ当な事を言われてしまった。だが血を垂れ流すこれら二つのものに触れたくはない。弾倉を入れ替えて倒した頭に銃口を向け、一瞬躊躇ったが、彼女の視線があることに気づいて、二人に一発ずつ銃弾を撃ち込んだ
「……私が開ける方法探すから、少し休んでて」
「あ……はい」
こみあがる吐き気に考える力を奪われて、言われるままに武器庫の脇の壁に背中を預け、腰を下ろした。銃も一度手元から離す
そのシャッターは閉じている。鍵穴とかはない。シャッターの上の赤いランプの灯った装置などから察するに、遠隔スイッチとかがあるらしい。生憎トンプソンと弾は共用できないようで、私が右脇に朝食を垂れ流す近くで、カトラスさんが不満げに弾の予備を投げ捨てていた
少しして片方の死体のポケットからボタンのついた機械を見つけ、それを持ってシャッターの前で上に向けてスイッチを押した。するとシャッターは重い音を出しながら、徐々に上へと開いた
「……おー、ビンゴ」
「入ってみますか」
「……そうだね」
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