652: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/17(日) 22:14:20.63 ID:DJC40sPbO
「く、黒森峰が……大洗以外から攻撃されてる……」
こんな装備が大洗にあるはずがない。あってもこんなところに持ってこれるはずがない
「……そうみたい……だね」
こちらに有利となる出来事である、というのは明らかだった
「……まずは様子見だね」
喜ぶわけにはいかなかった。先程のエンジン音が此方に向けて近づいてきたのだ。爆弾らしきものが街に投下され、煙を何箇所も登らせている。しかも飛行機の群れはこちらに近づいてきている。ここにいれば爆撃に巻き込まれることは容易に想像できた
「……こっちに来てるね」
「ど、どうしたら……どこか隠れられる場所は……」
周囲を見渡すが、件の溝以外特に隠れられそうなところはない。それに溝とはいえ上はガラ空き。上から降ってくる爆弾には対抗できない
一方のカトラスさんは近くの家の中を窓の外から見ていた。そしてカバンから先ほどの爆弾の一つを取り出すと、その根元を握って窓を叩き割った
「ちょ……ちょっと、何やってるんですか!人の家ですよ!」
「……ここに避難する」
「で、でも……」
「……たとえ不法侵入でも、爆撃に巻き込まれて死ぬよりマシ……緊急避難、緊急避難」
割った窓に手を入れ鍵を開けると、素早く窓を開き、窓枠に足を掛けていた
「……早く。ここは地下室があるから、外の溝よりはまとも」
確かにそうだ。さっきから彼女の話に乗っかってばかりだが、それで助かるのならそうするしかない。私も窓から室内に入っていた
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