659: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/17(日) 22:58:15.47 ID:nhXQpGdt0
とにかく音の鳴る方へ向けて歩き始めた。ここでの爆撃はもう終わったようだが、中心部からはまだ爆発音が聞こえる。それも外に出てから2分もしない内に収まっていた
「どこでやってるんですかね?」
「……南東部の何処かだとは思うけど……とにかく歩き回るしかないね」
そうはいっても辺りからの炎の音が、その音探しを妨げる。塹壕を超えたり、塹壕経由で移動したり、警戒しつつも動き続けた。しかしその音は見つからない
再び建物の隙間に身を寄せる。水を飲もうとしたら、何も持っていないことに気づいた
「ありゃ……」
「……まぁ、水無しでも一息つけるさ」
「それにしても……見つかりませんね」
「……この都市も相当広いんだろうね……いうほど建物も高くないみたいだし、人口もウチより遥かに多いって聞いたよ」
「はぇー」
今度は辺りから小さく戦車の履帯の鳴らす音がした。これが一方向ならよかったが、それはあちこちから、本当に四方八方から聞こえたのだ
さらに砲撃が再開されたのか、その音もする
「これじゃ……どこでやってるか分からない……どうしたら……」
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