680: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/21(木) 21:21:38.01 ID:jvZx0O4gO
中に入ると、廊下が人で封じられている。その奥から怒鳴り声が聞こえてくる。学園長のものだ
「奴らがここまでやるつもりだと誰一人報告してこなかった!海軍のみならず、SSまでもが私を欺きおって!職員、軍人、その全ての裏切りでこの戦いは負けるのだ!臆病者揃いが!
職員共、防衛隊共、SS共は殆どが卑劣で忠誠心のない、卑怯者の塊、蛆虫以下の連中だ!
奴らは黒森峰の者たちの中のカスだ!栄誉なぞない!
この学園卒を立派な学歴だと偉ぶっているが一体全体何を学んできた!お上品なテーブルマナーに、外見は立派な宗教作法だけか!
私ももっと早く偉ぶっている奴らを皆殺しにするべきだった!私は最初の最初から裏切られていたのだ!
これは黒森峰の民全てへの重大な裏切りだ!裏切りものは皆報いを受けるだろう!奴らの血によってな!」
人の群れに近づくにつれ、怒鳴り声が大きくなる。群れの中には涙を流す女性を他の女性が慰めている。他の人は無言で、棒が立っているようだ。ただ茫然と棒の追加の一本となっていた
気がつくと棒はぞろぞろと動き出し、私が入ってきたドアの方に向かい、消えていった
部屋からはシルクハットを頭にはめようとしている初老の男が、彼らとは逆の方に向かおうとしていた。その男、等良学園長閣下に走り寄り、跪く
「閣下!」
「ん?君は……」
「待て!貴様、この方を誰だと」
ボディーガードらしき男が詰め寄ってくるが、帽子をはめた学園長閣下がそれを杖を持っていない方の手で制した
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