30:名無しNIPPER[saga]
2019/10/13(日) 17:41:59.02 ID:Bh2qsw+10
もたらされた僅かの間隙に、喘ぎ交りの問いかけがにあがる。
友紀の目がいくらか焦点を結びはじめる。
そこに俺は、今し方精を溜めた瓶をかざした。
「これ、何だと思う?」
友紀の乱れ果てた精神の果て、僅かに残った正気が、疑問符を浮かべる。まだ飲めと、今更飲めと言うのだろうかという色。
瓶を振ってみる。
フラスコに集めた薬品の様に精がガラスの内側を舐める。
友紀は霞む目を凝らすが、その粘性で酒でないことは分かったとしても、茶褐色の瓶の内側ではそもそも正答は難しかっただろう。
だから答えを待たずに続ける。
「精液」
びくん、と、ぽっかり開いた膣口が戦慄いた。
「友紀のナカじゃいけなかったから自分で扱いて出した」
露悪的な物言い。
「友紀と一緒にイきたかったんだけどな。友紀のナカで、射精したかったけどな」
聞くに値しない難癖。
友紀はーー友紀は、その必要もないのに、すまなそうに目を伏せる。
恐ろしく自罰的なその態度に、これまで散々の理不尽を強いておきながら、怒りが湧き上がってくる。
ここまでされて何も感じないのか。まさか本当に、惚れた男には何をされても嬉しいという思考で動いているのか。
俺は決意する。
「だからさ、ナカに出すね」
友紀がその言葉の意図を汲み取る前に、瓶をもちあげ、そして、
ーーぐっぽぉっ、
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