33:名無しNIPPER[saga]
2019/10/13(日) 17:49:45.59 ID:Bh2qsw+10
やってしまった、と、そこで初めて俺は慄く。
血の通わない思いつきに取り憑かれ、血迷った行いを施したと自覚する。俺にだけ肌を許した娘の、その信頼を汚すという傲慢。
ーーーー、
ぎょっとする。友紀の声だった。なんといったのかわからない。
ーーーぉ、
恐る恐る覗き込む。
からっ、
るから、
ひゅて
で……よぉ
ひゃんと、
しゃくり上げ散り散りになる言葉の意味を拾う。
罵倒や失望、脅しの文句を頭の中で総ざらいする。
どれも違う。
全てを照らし合わせそのどれとも照合せず、とにかくもうシャワーですべて流してしまおうと栓を開いた思った矢先ーー
唐突に意味を成した。
ちゃんとするから
友紀の てがのびる。
いままで瓶に ふさがれていた 女陰を 押し開く。
きらいに ならないで
俺の手から瓶が滑り落ちる。
まだ水のシャワーが冷たく二人に降り注ぐ。
嗚咽と水滴の雨音が、狭い浴室の全てとなる。
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