魔女娘「あなたは何ができるの?」サキュバス「うっふーんなこと」
1- 20
108: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2020/09/14(月) 08:27:40.93 ID:EK1XIJvq0
【初めての授業】


教師「――と、このように魔法のレジストを行うには反属性の魔法を同程度の力でぶつけるか、同じ魔法を相手より強くぶつける必要がある訳だ」


サキュバス「なんだか不思議な光景ね」


魔女娘「何が?」


サキュバス「こうやって大勢の人が同じ方向を向いて、同じようにペンで紙に文字を書いてる。おかしいじゃない」


魔女娘「そう? ……まあ、そう言われるとおかしいかもね」


サキュバス「でしょでしょ」

サキュバス「人間ってもっと無秩序なものだと思ってた」


魔女娘「…………」


サキュバス「自分の欲望に忠実で。自分だけ良ければ他は気にしなくて。
 ――好き勝手。人間ってそんなイメージだった。でも少なくともここにいる人たちは違うね。ルールを守ってその中で生活してる」


魔女娘「私にとってサキュバスは性に奔放で人を弄ぶ。好き勝手ってイメージはサキュバスの方が強い」


サキュバス「ふふっそうね。その通りだわ。だってそうやってしか生きられないんだもの」

サキュバス「でも人間にはいろんな人がいる。こうやって勉強している人。その人たちに教える人。学校を出たらもっといろんな人がいるんでしょうね。勤労に励む人。何もしてない人。悪事を働く人」

サキュバス「そのカテゴリーの中にも色んな人がいるんでしょう。真面目な人、怠惰な人、優しい人、怖い人、友達思いの人」

サキュバス「人間にはこうやって生きなくてはいけないなんて、そんなカテゴライズはないのね」


サキュバス「人間は何だって出来るし何にだって成れる。この光景を見てたらね、そう思ったの」


魔女娘「………………」

魔女娘「随分と飛躍したね」


サキュバス「そうねぇ……でも本心よ」


教師「こらそこ! 私語は慎む!」


魔女娘「あ、すみません」


サキュバス「怒られちゃったわね。もうお話は止めましょうか」


魔女娘「…………」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
282Res/305.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice