魔女娘「あなたは何ができるの?」サキュバス「うっふーんなこと」
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199: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2021/10/29(金) 16:47:55.28 ID:0q//zJcu0
 避けられたのを見た魔女娘は追撃の手を緩めようとせず、猛進的に殴りかかってきた。
 殴られるべきかとも考えたが、できれば痛いのは勘弁願いたかった。

サキュ姉「ちょちょっ! 話をきいて! 殺したのは私だけど、命令されて仕方なくっていうか……ていうか、私も封印されたんだからおあいこっていうか――」

魔女娘「だから?」

 目の座った魔女娘に睨まれて、ああこれ駄目なやつだと心の中でため息をついた。
 しょうがない……。

サキュ姉「一発! 本当に一発だけだからね! それ以上したら怒るからね!」

 開き直った私は――

魔女娘「ふんっ!」

 魔女娘の右ストレートを左の頬で受け止めた。



サキュ姉「いたた……」

 頬をさすりつつ、目尻に溜まった涙を擦り飛ばす。
 対する魔女娘は警戒を一層強めていた。まるで闘争心を剥き出しにした狼だ。
 言葉に気をつけないとまた拳が飛んでくることだろう。

サキュ姉「とりあえずこれで手打ちで」

魔女娘「人の母親を殺しておいてそれだけで済むと? お母さんが倒れたせいでどれだけ大変な目にあったと……」

サキュ姉「それは……申し訳ないと思ってるよ」


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