魔女娘「あなたは何ができるの?」サキュバス「うっふーんなこと」
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60: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2020/05/15(金) 06:16:27.86 ID:GQa4DH7SO
 ゆらりと無邪気な子供のように、それでいて正体不明な幽鬼のごとく身を翻らせると、淫魔らしくニタリと笑った。


サキュバス「今、マスターはエッチしないと死ぬ身体になっちゃったの」

サキュバス「自分でも感じるでしょ。――身体が触れ合うたびに、充たされる感覚……潤い、心臓から手足の先へと送り出される熱を」

サキュバス「それが吸精――サキュバスの食事」


魔女娘「なんで、そんな――」


サキュバス「――もういいでしょ」

サキュバス「なんでなんでって一々理由を探るよりも……」

サキュバス「今、湧き出て止まらない、マスターが一番欲しているものはなに?」


 サキュバスの言葉にゴクリと生唾を飲み込んだ。
 その瞳は揺れていた。それは、己の中に湧いた欲が、今まで積み上げてきた常識や良識といった人間らしさを否定しているから。


魔女娘「わ、私は……」


 不安に駆られて呼吸が乱れる。
 しだいに過呼吸のように激しい呼吸へと。徐々に欲は助長し、渇望と理性とがせめぎ合い、散乱として纏まらない思考。

 欲しい……欲しい欲しい欲しい!
 けど駄目だ。それだけは……彼女達に手を出したら戻れなくなる。
 だけど欲しい! 戻れないから何なのだ! 自分でも分かっているのだろう。満たされない空腹に、疼きっぱなしの胸の傷に――。とっくに私は――!


魔女娘「だとしても――!」


 だとしても超えてはいけない一線がある。
 だって彼女たちは、私の大切な――




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