男「安価でモンスター娘のハーレムを作る」スライム娘「その2です」スララ「に!」
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あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW
[saga]
2020/01/30(木) 00:48:44.83 ID:DtYftSp50
〜21歳〜
男「で、結婚すると?」
友人「ああ! いやぁ〜、その………まあ、えへへ……………♡」
男「はぁ……………お前の最近の様子からそろそろじゃ無いかとは思ってた」
友人「え? バレてた?」
男「というか、まさか付き合ってる事自体隠していたつもりなのか? 常日頃から実は可愛いだのなんだのあの女騎士の話ばかりしていたし………有給取った次の日とか特に愛してるオーラがダダ漏れだったぞ…………」
友人「あちゃー、しくったなー//// ダダ漏れだったかぁ////」
男「そう言う割には嬉しそうだな…………で、結婚と言ってもどうするんだ? お前とその騎士が愛しあっているとしても、もし魔王様や俺が許しても世間は許してくれないぞ?」
友人「それなんだが………俺は、魔王軍を引退しようと思っている」
男「……………!」
友人「魔王軍を引退して、角を切って、人間になろうと思っている。そして、ずっと人間として、暮らして行きたいんだ」
男「確かに、角を切ったら人間に近くはなる………そうして人間と暮らした魔族の前例もあるし、そうすれば魔族探知機にも、引っかからない。しかし、そうしてしまうと、もう二度と戻れないぞ。角は生まれてから今までの人生の結晶とも言えるもの。途切れてしまえば、二度は生えて来ない。それに、探知機に引っかからないと言っても、最高位の神官には見破れてしまう。そうなったときに抵抗できる。魔族としての圧倒的な力も無くなる。…………本気なのか?」
友人「ああ………俺はバカだが、それぐらいは知っている。リスクも承知だ………それでも、俺たちは本気で愛し合いたいんだ。彼女も、了承している…………それに、圧倒的な力は無くなれど、それでも強いんだ。いざってときは、エグいほど卑怯な手を使ってでも逃げ出すさ」
男「はは。お前らしいな。…………じゃあ、俺は魔王様に報告してくる。なに、悪いようには言わないさ」
友人「ああ、助かる……………あ、それで、男。もう一つ頼みがあるんだが…………」
男「なんだ?」
友人「結婚式の友人代表のスピーチ、やってくれないか?」
男「……………………は?」
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