【オリジナル】イノセンス
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30: ◆swglAuXS56[sage saga]
2020/02/24(月) 23:24:42.76 ID:EqlApZsio
シルフ、ソフィア、ハバー家一行はムート区の関所を抜けてクラフト区の中央広場へ向かっていた。
身分証を見せられた関所の衛兵はソフィアの存在に大層驚いたが、シルフ達が事情を説明すると快く通した。
関所から歩けばすぐに中央広場があり、ヘルト連合王国の中で最も広い広場となる。
この広場は布告や祭りと様々なイベントに使われるが、そうでない場合は大抵市場が開かれ露天商の場所の取り合いとなる。
日用品、雑貨、家具、アクセサリー、食品、200平米程度の土地にぎっしりと出店がひしめき合っている。
ここから見える時計塔を備えた教会は待ち合わせの定番だ、商人のための商館、職人のためのギルドホール、庁舎などもこの広場に隣接している。
要はここに来ればなんでも手に入る、この国の台所だ。


「大変人が多い場所ですので、私の手を離してはいけませんよ」

「「はーい」」


シルフの注意に返事が二つ。
家を出てからカーリアはソフィアにべったりと引っ付いて離れなかった。
仲のいい姉妹のように腕を組んで歩く姿に、保護者一同顔がほころぶ。

広場の喧騒から少し外れた場所に本屋があった。
四階建ての建造物の一階、二階が本で埋め尽くされた非常に大きな本屋だ。
中に入ると紙とインクの匂いが濃い、奥には活版印刷機が見えるので、製本もしているのだろう。


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