宮本フレデリカは如何にしてこの世を去ったのか
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40: ◆xa8Vk0v4PY[saga]
2020/05/04(月) 17:52:51.08 ID:p0TmPlc30
「いい子だね〜」

フレデリカは無表情で髪を拭く志希を見る。

「名前はなんていうの?」

「んー・・・・・・キシ」

「ふんふん、キシちゃん・・・キミの名前は?」

「ん・・・一ノ瀬。一ノ瀬志希」

「シキちゃんとキシちゃん!?すごーい、運命かな?」

志希は思いつきだけで喋っているような彼女を冷めた目で見ると、
案内されたテーブル席に座った。

頬杖をつき、メニューを眺める。
店内には志希以外の客はいない。しとしとと雨音だけが響く。
それはまるで世界から遮断されたようで、彼女はどこか居心地の良いものを感じた。
やがて注文を決めて顔を上げると、
目の前でフレデリカが顔を覗き込んでいた。

「注文いいですか?」

驚きもせず空笑いを浮かべると、彼女はまたも大げさに驚いた仕草をした。

「わーお!ノーリアクション!何にしましょ〜」


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