58: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 11:12:25.34 ID:iX/HvtXE0
やがて彼女は、私を真上から覗き込むように身体を動かし、うっとりした表情で見つめだした。
小さなかわいらしい顔が私の目の前に浮かんでいる。
お互いの熱い吐息がすぐ口元で混ざりあう。
彼女は、その眼差しだけで何かを物語ろうとしているかのように、私と目を合わせたまま、片方の手で起用に布団を剥いだ。
その手が、今度は私の服の下にするりと滑りこみ、お腹のあたりを優しくさすりだす。
そうして彼女は手のひらを徐々に胸の方へと這わせ、やがて私の汗ばんだ乳房へと、その指をゆっくりと食い込ませた。
私は何も言わず、彼女から目も逸らさず、ただ夢見心地のままに彼女の愛撫を肌で感じていた。
「……嫌なら嫌って、言うてええんよ」
その声は震えていた。
私は、彼女の瞳から視線を引き剥がし、そのだらしなく開かれた口元へ――何かを求めようとして、けれどためらうように小さく動いている――いじらしい唇へと目を向けた。
それから、もう一度、彼女と視線を交わし、目を閉じた。
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